成長を止めたら枯れる
- 彰宏 中村
- 2 日前
- 読了時間: 3分
最近、ふと考えたことがあります。
「植物は成長が止まると、その命が尽きて枯れてしまう」という事実。
これは、僕たちも通じる、
すごく大切な教訓。
ラグビーで勝利を目指す選手にとって、試合に勝つことや、目標を達成することはもちろん重要です。
でも、もしその目標を達成した瞬間に「これで終わりだ」と成長を止めてしまったらどうなるでしょうか?
• 新しい戦術を学ばなくなる。
• 厳しいトレーニングをサボってしまう。
• ライバルの研究をやめてしまう。
それは、太陽の光を浴びるのをやめ、水を吸い上げることをやめてしまった「木」と同じです。
一時は立派に見えても、内側から確実に枯れていってしまいます。
また、枯れて行こうとする木に無理矢理栄養をねじ込んでも、木は嫌がるそうです。
「このまま自然に枯れて行きたいのに。。」と。
以前、終末医療の先生からお話を聞きましたが、人間も同じだそうです。
最期の時に、自然の摂理で枯れて行こうとする方に対して、無理矢理栄養剤を入れられると、自然に枯れていけず、返って苦しむと。
腕に刺したチューブを無理矢理
無意識で外そうとされる行為は、
注射針が痛いのでは無く、
「枯れて行きたいのに、無理にその栄養を入れないでくれ!」とのサインとも捉えられるそうです。
本当の所、経験していないので理解できませんが。。
僕たちの目標は、目先の勝利だけではありません。今の自分自身を深く知る事が大事なのかもしれません。
成長したいのか?
枯れたいのか?
成長して行きたいのなら、
「常に進化し続ける、倒れない巨木」という、大地にしっかりと根を張った大木のようなチームになること。
成長したくないのなら、『何故枯れたいのか?』『本当に枯れたいのか?』一度自分自身と向き合わねばなりません。
時にはスランプも有ります。
『今はアカンけど、そこから這い上がる!』そう決めたら、それは『節目』です。
節目は、次へのステップ。
竹は、節目があるから強くて折れにくいのです。
節目のない竹は弱い。
節目の無い奴も弱い。
以下の木は、樹齢900年。
淡路島で見つけました。

夫婦大楠?とも言われているそうな。
確かに❤️

日々の練習で、
「昨日の自分より、一つでも多く、一つでも速く、一つでも強く、上手く」と、意識する。
この小さな成長の積み重ねこそが、僕たちのチームを枯れさせない「水」であり、栄養であり、「光」やと思います。
今日の練習も、
成長という名の「命」を燃やして、
チームを強く大きくして行きましょう。
例え『今』が良くても、相手はすぐに追い付いてきます。
そして、常に進化しないと
そのうち相手は追い付いてきます。
樹齢900年の木も、最初は小さな芽やったんやから。。。





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