部員それぞれの正解を一つに繋ぐ。
- 彰宏 中村
- 3 日前
- 読了時間: 7分
▪️▪️お知らせ▪️▪️
2026年3月下旬の日曜日
『ちびっ子ラグビー』やります。
初めての方も安心。
体験だけでも大丈夫♫
勧誘等一切ありません。
持ち物は水筒と
汚れても良い服装のみ♫
ちびっ子達が『オモシロい!』って場所になればエエナァーって企画です。ぜひ!
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ラグビーという競技は、15人(中学生は12人)がそれぞれ異なる役割を担い、異なる景色を見ています。
フォワードが見ている接点の攻防と、バックスが見ている広大なスペースの景色は全く別物です。
この「見えている世界の違い」をチーム内で擦り合わせる作業こそが、チーム力を引き上げる鍵となります。
しかし、同じチームメイト同士でも個性がぶつかり合う中で、相手を傷つけずに、かつ建設的に視野を広げるコミュニティを作るにはどうすればよいか?
先日行わせていただきました中学生ラグビー部ミーティングの体験を踏まえて、
実話を交えながらブログを作成しました。

15個(中学生は12個)の「正解」を一つに繋ぐ。
最強のチームを作る「視野の共有」とは?
ラグビーというスポーツの面白さは、15人(中学生は12人)が全く違う役割を持ち、違う景色を見ていることにあります。
スクラムの最前列で相手の呼吸を感じている最前線と、
スクラム後方からグランドの前後を見れるスクラムハーフ。
その後ろからグラウンド全体を俯瞰しているスタンド、センター、フルバック、ウィング。
彼らが見ている「世界」は、同じ試合の中でも全く異なります。
チーム力を高めるために不可欠なのは、この
『個々に見えている「世界」を擦り合わせ、
一つの大きな絵を描くこと』
です。
しかし、そこには
「個性の衝突」という難しい壁が立ちはだかります。
勿論、
それは喧嘩ではありません。
「否定」ではなく「新しい視点の追加」
自分の考えを主張すれば、受け取る側が「否定された」と感じて落ち込んでしまうことがめちゃくちゃあります。
ボクも自分に対して意見を言われると、
『オレ否定された!』と思っていた頃がめちゃくちゃありましたし、
今でもそう感じる場面は多々あります。
しかし、コミュニティにおいて大切なのは、
「どちらが正しいか」という二元論を捨てることです。
意見が食い違ったときそれは
相手を否定しているのではなく、『自分には見えていなかった死角を、相手が教えてくれている』と
捉える思考、文化が必要です。
実はアナタを
否定していない事が多いのです。
【実話】日本代表を変えた「本音の擦り合わせ」
2015年ラグビーW杯で南アフリカを破った日本代表。
エディー・ジョーンズ氏が率いた当時のチームで行われていたのは、徹底した「選手間での視点の共有」だったそうです。
それまでの日本代表は、コーチの指示を待つ傾向が強かったと言われています。
しかし、勝利のために必要だったのは、選手一人ひとりがグラウンド上で起きている現実を互いに突きつけ合うことでした。
ミーティングでは、
ベテランも若手も関係なく、
プレーの質について厳しい指摘が飛び交いました。時には感情がぶつかり、落ち込む選手もいたと思います。
しかし、彼らは『勝つために、自分たちの見えている景色を一致させること』を最優先しました。
「あそこでなぜパスを出さなかったのか」という問いに対し、「自分にはこう見えていた」という事実を出し合う。
その結果、15人の視差(パララックス)が解消され、あの奇跡の逆転劇を生む「共通理解」が生まれたのです。

それが難しいのは、
ゴッツい理解してます。
だって日本代表の選手でも、Japanには元世界トップの外国人選手が沢山居ます。
彼等に『こうや!』とはナカナカ言い難かったかと思います。。(シランケド)
リアルに皆さんは
▪️『先輩には言いにくい』
▪️『ラグビーIQ高い奴には言いにくいな。皆の前で、自分が恥ずかしい思いをしたくない』
と思いませんか?
ボクは、そうでした。。。
先輩や、ラグビーIQが高い後輩には意見を言えませんでした。
空気を読む日本人は相手を気遣うし、自分が言われて嫌な事を相手には言いたくありません。
人を想う気持ちは絶対大切です。
しかし思いを発言しなければ
自分の見えた試合の景色と、
チームメイトが見てる試合の景色が
交わりあう事は有りません。
なら、気の合う仲間とだけで過ごす事が良いのでしょうか?
それは、エディジョーンズ氏は、
『気の合う奴とばかりでは、組織は強くならない』と記載されておられます。
質の高いコミュニティを作る3つのステップ
ラグビー部を、互いの視野を広げ合える場所にするために、以下のプロセスを大切にしてみてはいかがでしょうか。
1. 「心理的安全性」を土台にする
「何を言っても、人格を否定されることはない」という信頼関係を日頃から築くこと。
プレーに対して『正解』か『間違い』はあるでしょう。
しかし、そのプレーを選択したあなたは間違っていないのです。
そこで大事なのは『結果』です。
ペナルティを貰ったら、kickで前進すれば楽に前へ行ける。
反対に、ここで速攻を仕掛けたら相手にプレッシャーを掛けられるし、反則を貰える可能性もある。
どっちにする?
リーダーはすぐに決断せねばなりません。
▪️残り時間と点差を考えたら、
速攻や!
それは、正解です。
もう一つの視点は、
▪️この試合を『まだ』諦めていないから、kickで前へ行く。なら簡単に陣地を取れる。そこからTRYチャンスをメイクする!
も、正解ですよね?
そして、ミーティングの場でのコミュニケーションがこのプレーの賛否の土台を作ります。
速攻を仕掛ける時間は数秒。
リーダーはその瞬間に
味方の意見を全部聞けません。
ならどうするのか?
ゲーム中常に味方の声を聞き、常に味方の声をリーダーが把握する。
全て感じながら自分が引っ張る瞬間は『迷わずGO』です。
そこで結果を出す。
そのプレーを選んだ自分が結果を出しに行く。
そして、ミーティングで味方のあの時の判断も知る。それが次にフィードバックされる。
次の試合で訪れるであろうその場面には、ミーティングで手に入れた新たな視野で適応出来ます。
結果を出せない場合は、
全員がその判断をフォロー!
2. 主語を「自分」にする
「I(アイ)」メッセージ
「お前は間違っている」ではなく、『オレからはこう見えた。だからこう動いた』と事実に基づいた自分の視点を伝えます。
これだけで、相手の受け取り方は「攻撃」から「情報の共有」に変わります。
3. 「チームの勝利」という共通の目的に立ち返る
意見が対立したときは常に
「それはチームが勝つために必要か?」という一点に立ち返ります。
個人のプライドよりも、チームの進化を優先する文化です。

最後に
違いがあるからこそ、
遠くへ行ける
個性が違う、見ている景色が違う。
それはチームにとって弱点ではなく、最強の武器です。
一人で見ている世界は、どうしても180度しかありません。
しかし、仲間の視点を借りることで、チームは360度、全方向の隙をなくすことができます。
意見をぶつけ合うことを恐れず、そこから生まれる新しい景色を楽しみましょう。
それが、本当に強いチームへの第一歩です。
ボクも日々自分に言い聞かせていますが、
『相手の声を聞くこと。』
『話してくれる雰囲気を作る事。』
が大事かな♫
そこで大事な、『聴く』技術は、またの機会にお伝えさせていただきますね。
『聴く』にも技術があったんデス♫
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