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伏見工業山口監督はどうやって選手を育てたのか?

▪️▪️▪️▪️お知らせ▪️▪️▪️▪️

⚪︎2025年5月11日(日曜日)

「姫路7人制ラグビー

@エキシビジョンで

タッチフットやります。

メンバー募集中→


⚪︎2025年6月7日(土曜日)

「姫路たんぼラグビー」


▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️


ラグビーコーチング哲学

選手の『受信機』の精度を高めることが、パフォーマンス向上につながる



受信機を磨け〜

『聞く力』の大切さ



伏見工業名監督の山口良治先生、平尾誠二さん。

発言された数々の言葉には、

技術だけでなく『人としてどうあるべきか』という深い哲学が込められています。

伏見工業元監督 山口良治先生
伏見工業元監督 山口良治先生

その中でも

ボクが最も心に残っているのが

この考え方です。


「選手に発信するだけではダメ。受信機の精度を上げることが、指導の本質や。」


つまり、リーダーがどれだけ良い指導をしても、それを受け取る選手の『アンテナ』が鈍ければ、意味がない。


これはラグビーに限らず、あらゆる組織・チーム・教育現場・恋人や夫婦間でも通じる金言だと思います。



■ 発信よりも『受信』がチームを変える



試合中グラウンドで判断し、実行するのは選手たちです。


だからこそ、練習や日常で『選手』がどれだけ素直に、正確に、深く『受け取れているか』が勝負を分けます。


「なんで伝わらないんだ…」と嘆く前に、平尾さんはまずこう考えました。


「自分の指導が悪いのではなく、選手の『受信感度』がまだ育っていないのではないか?」


そこからがコーチングの本番。

平尾さんは一方的に教え込むのではなく、選手自身が『気づき、考える』ような問いかけを大切にしたそうです。

 

▪️こんな事ありませんか?

夫婦や友達同士、会社の同僚や部下に対して


『これ、やっといて』とか、

『これしてからあれがこうやから、そうしといて』とお願いや指導をしたけど、それを全くしてくれてない時ってないですか?


『あれ?

 さっき言うたやんケ!』

『あれ?

 何度も言うてるやん!』

『ちゃんと説明したのに、

 何で出来てへんねん!』

とか。


あれ、あなたが発信機やとしたら、相手側の受信機が作動していないそうです。


トランシーバーで言うところの

『メーデー、メーデー

こちらデルタチーム、今敵の攻撃を受けています!至急応援を!』って言うてるのに


受信者は

『ザーザー、応援、、ザーザー』

みたいな。


『何を応援したらええの?』とかね。


■ 受信機を鍛える3つのアプローチ


  1. 日常会話から信頼関係を築く


     練習以外の会話で、

     まず「心の周波数」

     を合わせる。

     指導が届く土壌をつくる。


  2. 指示より質問を


     「なぜこのプレーを選んだ?」と問い、選手の中で言語化させる。考える習慣を育てる。


  3. 成功より失敗を掘り下げる


     ミスの原因を「考えさせる」。

     そのプロセスが、

     受信機の精度を上げる一番の近道。



■ 技術の前に、『心の周波数』を合わせよう



平尾さんのコーチングには、「人を信じ、人を育てる」という信念が貫かれていました。

 

これは、コーチや監督だけの話では無く、チームリーダーやゲームリーダー、仕事でも班長や誰かに何かを伝える場面でも重要な要素。


「受信機の精度」を高めることは、

自ら考え、

自ら動ける選手を育てることです。


そしてそれは、ピッチの上だけでなく、人生そのものにもつながる力だと思います。


今、リーダーや指導者として悩んでいるあなたへ。


まずは選手(相手)の『受信機』を育ててみませんか?


▪️名将山口良治監督の例

1つエピソード。


あるゲームが始まる前に1人の選手が物凄くナーバスになってたそうです。


彼はコンタクトが弱くて、いつも先生に怒られていたそう。

その日は運悪く土砂降り。


今日も失敗して先生に怒られると、やる前からビビってたそうです。

雨の日はプレーに誤魔化しが効かないので、コンタクトの弱い選手はモロにそれが出てしまう。


そこで山口良治先生はその選手に対して何と言われたか分かりますか?


『おまえ!今日のゲームでは短パンを汚すな』と声掛けされたそうです。


▪️どうせタックルに行っても敵を倒せないから行かなくて良い

▪️ボールを持ったら逃げまくれ

▪️敵がタックルに来る前にボールを蹴ろ


そんな感じ。


その選手は言われた通りにしたそうです。

すると

苦手だと思ってた雨の日に大活躍。


山口良治先生ほ試合後更にこの選手をつかまえて


『おまえは今日の様なプレーをすれば良いんだ!』と褒めたそうです。


余程嬉しかったのか、家ではラグビーの話をした事のない彼がその日初めて家族にラグビーの話をしたそうでした。



『短パンを汚すな』

その一言は、その選手の受信機の精度を上げた。

そのままレギュラーに定着したと。


選手の受信機の精度を上げる


同じ内容を指導してもらっても、

『何度も言うたやろ!』

『さっきも言うたやろ!』と言ってるコーチや上司、先輩、そのコーチングは選手の受信機の精度が悪いのカモ


その選手が悪いだげでは無く、あなたが選手の受信機を意識出来てないのデス。


彼の受信機は『短パンを汚すな』で初起動した。


勿論、『短パンを汚すな』と言う言葉を選んで発信された山口良治先生は凄いけどね。



コーチ側の『発信機』の性能を高めたら良いだけでは無いデスね🎵


選手の皆さんは、

受信機を意識して

更に磨いて下さいネ。



参考文献:

「型破りのコーチング」PHP出版 

   金井壽宏/平尾誠司著 

     

「気づかせて動かす」PHP出版

   山口良治/平尾誠司著



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