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クラブチームの組織論とは

更新日:6月10日

【今どきの組織論】社長(リーダー)の言うことは絶対だった時代と、これからの「強いチーム」の作り方



かつて――

「社長(リーダー)の言うことは絶対!」という時代がありました。

逆らうなんてとんでもない。

むしろ「はい!」と元気に返事をするかどうかで出世コースが決まる、そんな空気さえありました。


でも今、どうでしょう?


会社やチームの方針が気に入らなければ、

あっさり転職・移籍。


スマホ片手に別のオファーを探し、翌月には新天地。


かつての「絶対服従型組織」は、もはや時代遅れになりつつあります。



個を大事にしたジーコ日本代表、組織を優先したトルシエ日本代表



ここで思い出したいのが、サッカー日本代表の二人の監督です。


  • ジーコ監督

    「個を大事に!」をモットーに、選手一人ひとりの自主性を尊重しました。


    結果――


    個は伸びたかもしれないけど、チームとしてのまとまりを欠き、W杯では敗退。

    日刊スポーツより
    日刊スポーツより
  • トルシエ監督

    「組織ありき!」を徹底し、チーム全体での戦い方を叩き込みました。


    結果――


    多少の不満はあっても、チーム力で結果を残しました。

参考:THE ANSWER 写真:Getty Images
参考:THE ANSWER 写真:Getty Images

さて?

あなたがリーダーなら、どちらのスタイルを選びますか?



個人尊重だけではチームは勝てない


個人の自由を尊重するのは、もちろん素晴らしいです。


▪️『自由にやろう!』

▪️『個々の判断を尊重し合おう!』


リーダーのその言葉は

『モチベーションも上がるし、創造性も高まる!』

メンバーとしても聞こえは良い。


でも、強い組織を作るには「組織に個を当てはめる」視点は必要。


なぜなら、どれだけスゴい個人が集まっても、

バラバラでは「チーム」としては勝てないから


個人を尊重した結果


極端ですが、ボクも『自由にプレーしよう!』とチームづくりを行った経験があります。


結果どうなったのか?


日本では『みんなこうしてるから、こうしない』という組織論を幼稚園から叩き込まされます。


なので、『好きな様にプレーしたら良い!』と言われても、イキナリ自由度は上がりませんでした。


オーソドックスな無難なプレーに徹してしまいます。


『ミスしたら迷惑かける』とか、

『周りが反応出来ない』とか言い訳に。



『自分がやりたいプレーをやろう!』と言われても、

そもそも『自分はどんなプレーをやりたいのか?』となります。


海外の選手の様に縦横無尽に走っても、『あそこはパスやろ!』『行き過ぎや』とか言われたり。



40年くらい前に『日本人はヘラヘラしている。西洋ではシッカリと自分の意見を主張出来る。日本人はニタニタして心の奥底で何を考えているのか分からない』とTVで聞いた事がありました。


ニタニタしているのでは無く、自分の主張は最後にし、先に相手の話を聞いてるだけやのに。

自分と意見が異なっているとしても、こちらが不快な表情にならない様に努めてると、それがニタニタキショいと思われてたり。


当時日本で自分の意見を言うと、

▪️『自分勝手なヤツ』

▪️『自己主張の強いヤツ』

▪️『クセの強いヤツ』

みたいな扱いでした。


ラグビーの世界でもよく言われます。

「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE」。

ひとりひとりがチームのために動き、チームがひとりを支える。


個人の強みを活かすのは大事。

だけどそれは、組織の中でどう機能するかを考えた上でこそ


やはり『自由』には

ルールが必要でした


例えば、『自由にプレーすれば良い!』と言われると、自分のタイミングでパスをしてしまう。


それに反応出来るメンバーなら問題ないですが、イキナリ自由な発想を押し付けられても上手くいきません。


ラグビー試合中に『自由にプレーしよう!』とキャプテンが話して、そのプレーが噛み合わない時----------


『お前!何やってんねん!』と言うと、『自由にやってええって言うたやん』みたいな


自由と自分勝手を履き違えてしまいます



【まとめ】今こそ「個×組織」のベストバランスを!



昔のような「上司の言うことは絶対」型では、若い世代はついてきません。

でも、「個人尊重だけ」で自由放任にしてしまうと、バラバラになってしまう。


だからこそ――


「個を伸ばしつつ、組織の目標にちゃんと結びつける」

そんなバランス感覚が、これからのリーダーに求められる時代なんだと思います。


あなたのチームは、今どんなバランスになっていますか?


クラブチームは、企業チームと異なり、『自由度』は広い。型にはめられた学生時代を乗り越えて、クラブチームではラグビーを楽しみたい。


サッカーでもブラジルの選手は奇想天外なプレーをします。めちゃ自由度が高いし、それに反応出来るプレーヤーも凄い。


ラグビーではフィジーとか


与えられた『自由』の裁量を存分に発揮出来る場所ならば、ラグビー選手として心は解放される。


現代社会でも自由のいう言葉を履き違えて、

『自由に過ごしたら幸せ』やけど、『他人に危害を加えたらアカン』というルールが希薄になって来ました。


▪️恋愛がうまく行かなかったら、相手を殺す

▪️会社で思い通りに行かないから、上司を殴った

▪️カスハラで店員を口撃した


当たり前な事が当たり前に出来ない思考。


ラグビー部でも、その点は同様。


個人プレーを組織に落とし込むルール作り


ジーコ&トルシエの

2枚の思考ですね。


その為には、

▪️チームで顔を合わせる回数を増やそう

▪️個人プレーを認知してもらえるくらいに練習でアピールしよう


キットオモロイ



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