戦国時代のディフェンスとは【シルビ試合動画vol3有り】
- 彰宏 中村
- 11月3日
- 読了時間: 5分
更新日:11月3日
守りから攻めへ ― ラグビー×戦国時代×孫子の兵法
ラグビーは「陣取り合戦」。
ボールを持って前進するチームと、それを止めようとするチーム。
一見「守り」と「攻め」は対立する概念ですが、歴史を振り返ると守りを攻めに変える知恵が、戦国武将たちや孫子の兵法に数多く見られます。
では、これをラグビーにどう活かせるでしょうか?

1. 戦国武将に学ぶ「守備からの反撃」
戦国時代、城に籠もるだけでは勝てませんでした。
織田信長の「桶狭間の奇襲」
上杉謙信の「車懸りの陣」
武田信玄の「風林火山」
いずれも「守り」から「攻め」へ切り替える瞬間を制してきました。
ラグビーで言えば、ディフェンスで相手を止めた後の ターンオーバー。
ここを「守備成功」として終えるのではなく、すぐに攻撃へ転じることで、一気に戦況をひっくり返せます。
守りながら虎視眈々と
「一突きの機会」を狙う――
これこそ戦国武将の知恵と同じです。
2. 孫子の兵法に見る「攻守一体」
孫子の兵法にはこうあります。
「守れば余り、攻めれば不足す」
守りは力を温存し、攻めは力を消耗する。
だからこそ、守りを巧みに利用すれば、攻撃のエネルギーを生み出せる。
ラグビーのディフェンスも同じ。
「止める」だけでなく、「奪う」「仕掛ける」ことを意識すると、守りがそのまま攻めに変わります。
たとえば、タックルで倒した瞬間に、すぐ立ち上がってターンオーバーすることで 速攻 に繋がる。
以前、女子7人制ラグビーで監督をされていた後藤翔太さん(元スティーラーズ)が仰ってました。
15人制と同じ広さを半分の7人で守る。
女子ラグビーでは、ポゼッション優位(ボール支配率)の常識は覆されたと。
自陣でボールを支配していても、パスミスやターンオーバーのリスクが高い。
一気に形勢不利になるそうです。
試行錯誤されて、
行き着いた答えとは?
▪️スペースがあっても、
パススピードが速く無い
▪️自陣でボールを保持し続けると、反則やターンオーバーで相手にチャンスを与えてしまう確率が上がった
ならば!
相手にボールを持たせて、
プレッシャーを掛け、
ミスを誘うディフェンスをする。
そして、自分達が有利なエリアでボールを持つ状況を作る。
ナルホド!!
つまり孫子の兵法が示すのも、
守りと攻めは別物ではなく
「表裏一体」
だということです。
ですが、タックルを決めたらそのまま相手と寝てる事が多いですよね?
『よし!オレ、タックル成功!』みたいな?
ひとつの仕事を終わらし、そこで満足してる選手が多い事。。。
先日のJapan🆚南アフリカ戦でのコルビのTRY観ましたか?
地面に倒れて直ぐに起き上がってましたよね?
世界一の選手でも、地面に寝ていない。
3. ラグビーでの実践ヒント
タックルは終わりではなく始まり
倒して終わりではなく、そこからどう速く攻めに繋げるかを意識。
布陣(陣形)を崩さない
戦国の軍勢も「陣形」が崩れれば敗北必至。ラグビーも同じで、ディフェンスラインを揃えることで反撃のチャンスが生まれる。
油断させて仕掛ける
孫子は「形無くして形有り」と説きます。見せかけの守りから、一瞬で攻めに切り替えることで相手は混乱します。
ラグビーにおける「守備」は、
ただ耐える時間では
ないかもしれません。
戦国武将のように「一瞬の隙を突く」意識を持ち、孫子の兵法のように「守りから攻めへ」と流れる戦術を意識すれば、
試合の流れを一気に変えることができるかも?
守りは最大の攻撃である。
そこには、意識が大事。
しかし、タックルで『相手を倒す』事に重きは置かない方が良いそうです。
昨年のラグビーコーチング講義で学びました。
タックルで最重要事項は何か?
皆様いかがでしょうか?
考える時間は、
動画1番下へスクロールする間だけ🎶
答えは動画の下に書いてます。
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回答)タックルでの最重要事項とは?
▪️当たり前やけど!相手を前進させない事
結構、相手を仰向けにする事!とか、相手を壊す事!とか、膝下に入る事!とかの回答がありました。
膝下に入るのは素晴らしいと思いますが、低さを意識しすぎて外されるリスクもあります。
勿論そうでは無い方が多いと思いますが、先ずは前進を止める。
現役時代は外からラグビーを観るより、プレイする方が圧倒的でしたが、今の様に客観的に外から見ると、ディフェンスって、攻撃になってるなと思う時が多いです。
受け身なイメージのディフェンスですが、攻撃的ディフェンスって、伸び代しか感じないな🎶
ディフェンス練習しませんか?
柔道場でたまにやってます。
今度は11月15日デス❤️
お金も掛かりませんので、是非。






フェイスブックで、She’ll beさんが
この日戦われると知り当日居ても立っても居られず
応援に行かせていただきました。
渋滞もあってキックオフに間に合いませんでしたが、
それでも姫路で戦う勇姿たちの姿を見て心揺さぶられました。
She’ll beさんとの出会いは、セブンスの大会。
姫路に社会人のラグビーチームがあったことにまず驚いたのだが、
それ以上に、チームとして仲間を思いやり、
相手に対しリスペクトをする精神がここまで浸透している組織は、まぁ珍しい。
そして、夏に行われたラグビーフェスティバルにて、
彼らの主将である柿本さんにお会いする。
突然話しかけたにも、かかわらず気さくに話してくれた。
チームの過去、現在、将来的にどうしていきたいのか?
理想を言うだけではなく、しっかりとしたマイルストーンがそこにはあった。
あぁ、この人がいる組織は強い。と思ったのを今でも覚えている。
応援に行くと行っておきながら、持病も相まって、
そこからなかなか試合の日に伺えない日が続いてしまったが、
ようやく応援に行けた。
正直、試合の結果はどうでも良かった。
ただひたすらに、若い勇姿を目に焼き付けたかった。
仲間のために戦う姿、相手に対しても怪我人がいれば寄って行く姿、揉め事になったときでも仲間のために怒っていた姿。どれも眩しかった。
結果として勝っていたが、それらは必然だと思いました。
つみかさねて来た日を私は知らないが、想像はできました。
苦労がたくさんあったのだろう。
楽しいこともたくさんあったのだろう。
She’ll beさんには勇気をもらえました。
本当にありがとう。
そして、BANbariansさん、素敵なチームと私を引き合わせてくれてありがとう。
草葉の陰から、もしかすると空からになるかもしれないですが、
これからも活躍を応援させてください。