【Epilogue】入院中に書いたblogを〜皆様へお伝えさせて頂きたい事
- 彰宏 中村
- 4 時間前
- 読了時間: 14分
▪️▪️お知らせ▪️▪️
2026年4月19日の
日曜日午前9時半から
『ちびっ子ラグビー』決定♫
初めての方🆗
勧誘一切ナシ。持ち物は水筒と汚れても良い服装のみ♫
ちびっ子達が『オモシロい!』って場所になればエエナァーって企画です♫
▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️
先月、
ラグビーのお手伝いに伺いました。
そこで、20年ぶりに先輩とお会いしました。
お名前は、ミツオさん♫
『ミツオ』の名前は、
下の名前ではありません。
苗字です♫
今はミツオさんも
中学生ラグビースクールのお手伝いをされておられます。

先輩とはいえ、
同じチームではありません。
ポジションは
ナンバーエイト。
対面(トイメン)でした♫
スクラムの時、スクラム越しにいつもギョロっと睨まれてた事を思い出させる再開の瞬間写真↓

対戦相手でしたが、
ミツオさんは低重心でHITがかなり強く、倒れない。
ミツオさんの足は太くて、
タックルに入るのがいつもイヤ♫
丁寧なパスの一つ一つやオフロードパスは、常に味方を活かすパスでした。
周りも見えてゲームは
ワイドに展開出来る
憧れのNo.8。
対戦の時はホント、
『めちゃイヤ』な
相手でした♫
試合後は、『中村!お前、あのプレーはこうやった方が良かったんちゃうか!?』みたいに竹を割ったよう様に教えて下さる方。
オール兵庫では味方として、相手を吹っ飛ばしながら牽引される背中は心強かったです。
皆んなに優しく尊敬できるお姿は、あの頃と変わらず♫
ちなみにこの日着てらっしゃるジャージは、数十年前に先輩(北さん)から貰ったジャージだそうです。
思い出も大切にされる
ステキな方♫
皆さんも対戦相手の記憶に残るプレーヤーになって下さいね!
さて、その帰り道。。。
生まれて初めて救急搬送でした。
この日、
体調は全く大丈夫でした。
現地では、試合の写真撮影に来てくれた親友の浅野君と田之頭コーチと雑談していました。
その帰り道、突然の体調不良に見舞われました。
↓
↓
(ヤバいので割愛)
これはヤバいヤツやと痛感し、車を停めて家内に連絡。そして救急車を自分で呼びました。
あと数時間遅ければ
全てが危ない疾患でした。
これらをお伝えするか迷いましたが、
これから皆様が安全にラグビーやスポーツをする上で大切な事やと考え直しましたので、入院中に文章にさせて頂きました。
ボクの心臓の心筋は
通常の選手の1.5倍。
大阪医療センターで心肺負荷テストをした時は、『中村さんの心肺機能は、セレッソ大阪レベルですよ!』と言われた事もありました♫
中学生の頃、ラグビー部がなかったので水泳部でラグビーをする為に鍛えていました。
2月に学校の屋外プールにビニールハウスを貼り、真冬の水の中を泳ぐほど練習する明石の全国大会常連チームでした。
それも何も知らずに入部したので、今思っても凄い練習量でした。
真冬の外の水のプールですよ!
その頃から『キミの心臓は、鍛えすぎ!』と検診でよく言われていました。
スポーツ選手として『オレって心臓デカくて強いんや!』と自慢げに思っていましたが、
医療関係者から見ると『心筋がゴツ過ぎて脈が不整やで!』と。
当時からスポーツ心臓と言われていましたが、皆様ある程度年齢になられたら要注意です。(スポーツを否定していません。リスクを知って欲しいだけです)
心臓機能がヤラレルと、血栓が出来ます。
血栓は脳へ飛び、
身体の機能を一瞬で奪い去ります。
血栓の場所によっては
突然死も起こります。
ボクもあの日、
数分毎に身体が動かなくなっていきました。無理に水を飲むと、口から水が溢れます。
徐々に身体の機能が失われていくのを見ながら、救急車に乗りました。
その後、
指一本数ミリも動きませんでした。
強引に水を押し込むと、
プールに潜って水の中で空気を吸う様なくらいに喉から逆流します。
生まれて初めて集中治療室。
集中治療室は窓もなくモニター音だけが『ポッ、ポッ、ポッ♫』と鳴り響きます。
ガラスドアの前は、ナースステーション。
ドアはガラスでボクが丸見えです。
48時間の監視があり、
1時間に1度、看護師さんはボクが生きているのかをチェックしに来て下さるレベルでした。
朝になると『中村さん!寝れましたか!?』と。。。
『いやいや、イヤ!
1時間に1度瞳孔に光当てたり血圧測って体温チェックしに起こしに来てたヤン!』とツッコミたかったですが、
集中治療室って命を繋ぐ場なのです。
生存確認ですね。。
たまたま医師は知り合いでして、『中村さん、アカンかと思いました』と。。
そこから、動けない身体を動かす事に専念しました。
左手は全く動きませんでした。
ホントに指一本動きません。
ベットに昇降ボタンが有りますが、それを押すことすら出来ません。
ところが意外にも、
心が落ち込むより、『これからどうするか?』を考えていました。
色々と
かなり考えましたが、
前へ進むしかない。
脳は回復するはず。
可塑性を信じて
動かすしかない。
【可塑性とは?
@傷ついたり死んでしまった脳内の神経細胞の周辺に,新たな神経細胞同士のネットワークが築かれ,そのネットワークが失われた機能を担うようになる】
指一本を動かすリハビリを
オリジナルで開始しました。
(集中治療室ではリハビリをしません)
全く動かない指を動かそうとすると
どうなると思いますか?
左手の人差し指の爪先を1ミリ動かそうとすると、右手の人差し指が勝手に動いているのです。
1ミリも動かないのに、力を入れてる指は指一本で100キロのバーベルを持ち上げるくらいの力感です。
左手を動かそうとするとナント、
右脳がホントに熱くなります。
ここで思ったのは、
左手は動かないのに、
右脳は反応している事実。
右脳が左手を
動かそうとしている。
ここから可能性を信じました。
根拠の無い自信を持ち、スクワット380キロを持ち上げて来た自信を炸裂させました。
380キロを持ち上げでたんやから、指一本は動くやろ!と。。
オリジナルリハビリは、
ロッキーの
トレーニングレベル。
すると、爪の先が『ピクッ』と反応する様になりました。
とにかく、少しでも早く壊れた神経を繋ぎ直せば、新たな神経ネットワークを作れるかもしれない。
そこから超驚異的に
回復が始まりました。
すると、
『中村さん、集中治療室は寝返りも出来ない方が入る場所です。元気過ぎるくらいに回復されたので、一般病棟へ移します』と。
嬉しいやら、
申し訳ないやらで次は個室。
高層階の個室で、見晴らしがよく部屋はホテルみたい。

一晩寝て、『この部屋、なんかええなぁ!』って思ってた矢先、
『中村さん!更にお元気過ぎるので、大部屋へ移動です』と。。
するとここは。。
ゲップやイビキが響き渡る大部屋。。。
ようやく、
このblogを書けるまで回復♫
一時はスマホのタッチすら全く出来ず、画面をスクロールする動作も不可能。
テレビのリモコンも持てないし、ペンすら持てません。爪楊枝も掴めません。
服のボタンは不可能。
ズボンも履けません。
食事前の手拭きのビニールすら持てないし、ビニール袋を破ることすら出来ません。
箸が入っているビニール袋すら開けられません。
朝食にはパンとジャムが出ますが、そのパンとジャムの袋を手で開けられません。
そこからスタートでした。
ホントです。
身体の話しはヒドイ状態でしたので半ば割愛しますが、
またお会いしたらお話ししましょね。
入院中ですが、会社経営のボクは早く社会復帰せねばなりません。
ベッドで寝てても
刻々と経費を失っていきます。
保障なんて有りません。
明るくblogにしましたが、
内心ヤバかったです♫
これは、
自分で会社を経営するリスクです。
なら、
▪️リスクの無い方法を選ぶのか?
リスクのある
▪️厳しいトレーニングは危険なのか?
皆さんはこれから
ガンガンスポーツで鍛えられると思います。
ボクも時間が戻ったとしても、
ガンガン練習をやります。
スポーツやラグビーにリスクがあったとしても、ガンガンやります。
それは無謀とは違います。
大袈裟ですが、
命をかけてでもそれを楽しみたいのか?
平尾誠二さんは次の様に仰っておられました。
海外チームと試合をしたら『エンジョイしたか?』と聞かれるそうです。
日本の様に『試合を楽しめ!』ではないそうです。
何が違うのか?
それは、
ラグビーの試合で命をかけて闘い、そのゲームでのリスクを楽しんだか?という意味だそうです。
簡単に『命』の話しはすべきではありません。しかし、『命をかける』くらいに自分の人生を生きているのか?それらの言葉には、そんな深い意味があるのだと思っています。
もしリスクを背負わなかったら、
リスクを背負わず、何もしなかった後悔に苦しみます。
そっちの方が辛い。
ボクは『何もしなかった後悔』をしたくない。
ところが今回、
大変な思いを味わいました。
もしスポーツをやらない人生を選んでいれば、
こんなことを体験せずに生きられたかもしれません。
しかし時間が戻って
『今回の様になる』と、未来が分かっていたとしても、『その時に自分が選択したこと』を必ずやります。
ボクはそれがラグビーと会社経営でした。
▪️タックルに行くのは怖い。
怪我をするかもしれないリスクがある。
▪️会社を経営すれば、いつ何が起こるか分からない。今回の様に、明日の経費を支払えなくなり、明日やっていけなくなるリスクがある。
なのに、
▪️タックルに入ります。
不安だからこそ、
▪️経営も日々頑張り続けられます。
リスクを負うからこそ、人は強くなれるのかもしれません。
ラグビーで身体を張る事は、怖さやリスクを理解した上で行うプレーです。
リスクを分かってて、そこに踏み込む為には勇気しかありません。
皆さんは
凄いスポーツをされていると思います。
そこには勇気が必要です。
その勇気は、
少なからず社会に出た時に役立つのだと思います。
だからと言って、ボクの様に
ならないほうが絶対良い。
まして、自分の子供の事なら尚更です。
自分の子供が「命をかけて」スポーツをやると言うと不安になります。
ボクの娘達(双子)も陸上部で厳しい練習をやっています。
やりたい事をやらせてやりたい反面、やはり身体も心も心配です。
なら、どうするのか?
皆さんが日々できることをボクなりに書いてみました。
先月、姫路ラグビースクールの濱口拓哉君と宮崎優至君がみんなの前で話しておられました。
『身体を張らない奴は信用出来ない。だから、身体を張れるプレーヤーになろう!』と。
時に人から『無理するな!』『試合を楽しめ!』
そう言われると思います。
▪️映画を見に行く時に『楽しめ!』って言われて楽しめますか?
▪️『無理するな』と言われて、『無理せず』にタックル行けますか!?
『楽しみ』は自分で感じようとするもの。
試合前に『楽しめ!』って
言われて楽しめるか!!
今からリスクを背負って戦いに行くのに、「楽しめ」って言われて楽しめる訳がない。
リスクと困難を乗り越えた先に『楽しみ』があるはず。
リスクを持たずに楽しめません。
スポーツは、リスクを持ち、リスク以上の生き甲斐を与えてくれます。
平尾誠二さんは生前
『今1番のリスクは、リスクを背負わない事』と仰っておられました。
ボクは皆さんの悪い見本になってしまいました。
こんな事を聞くと、怖くなる事もあるかもしれません。
なので、
Fools say they learn by experience.
I prefer to learn by the experience of others.
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
「他者の失敗(歴史)から学ぶのが賢者で、
自分の失敗からしか学べないのが愚者」
日常自分の身体の変化は常に把握してください。
監督やコーチの言う事は必ず聴いて下さい。
『水入れて!』って言われたら、喉が乾いてなくても少し補給して下さい。
(補給し過ぎたら問題ある場合も有りますので注意。)
あの日、ボクはたまたま朝から水を一滴も飲んでいませんでした。ホント、タマタマ。
心臓血管の医師から『リスクファクター満載ですよ!』って言われました。
タマタマが、命取りです。
『命』って、ヤクザ映画では『タマ』って言いますもんね!
・睡眠もしっかり取ってください。
・タバコや酒は気を付けて下さい。
入院中、医師が数名来られる度に『タバコ、酒はしますか?』と必ず聞かれました。
ボクは両方しません。
・大学生で流行りの変なドラッグも気を付けて下さい。
そんな物に手を出さないで下さい。
その時は辛い現実を忘れさせてくれるのかもしれませんが、それは将来『ヤバい貯金』となり、貴方の身体を蝕みます。
昔、違法な筋肉増強剤を使って、命を縮めた選手も居られました。
成績が伸び悩んだときは筋肉増強などが目的で『これ、筋肉強くなるよ!』とか言われて、訳もわからず信頼してしまう事もあると思います。
(ボクはドラッグなんてしてません♫)
人は弱った時に何かに依存してしまいます。
辛い時、苦しい時、
551がない時、
皆さんは賢者になり、僕の失敗(歴史)から学んでください。
自分の経験からだけで学ぶのではなくね!
皆さんも家族の為にも健康であり続けなければなりません。私もそうです。
しかし家族や皆んなに迷惑をかけたボクがこう言うのもなんですが、
自分勝手な意見をしますと、
全ての自分の選択肢に
後悔は有りません。
「さぁ、これからどうするか?」
そんな感じです。
そんな折。。。
家内に『自宅に置いてるボクの本を何でもええから持ってきて』と連絡しました。。。
僕の趣味は読書なので、自宅にも職場にも本屋さんくらいの本があります。
彼女はどれを持ってくるのか。。?
したら、以下の本が来ました。

『まず、ちゃんと聴く。』って
タイトルの本がっ!
『医師と家内の言うことをちゃんと聞きなさい』ってメッセージがここに強く込められていますよね。。。笑
そうそう、右端の「流山市は何故選ばれ続けるのか」って本はオモシロい!この本の以下の一文が入院中の励ましになりました。
財政難だった流山市を救った井崎義治市長さんは、市長室前に
以下の書を飾られているそうです。
『これは壁じゃない 扉だ』
人生、皆さんもこれから辛い経験や辛い思いをされる時が来るかもしれません。
経験した人にしか分からない世界は有ります。
私も経験したから、
綺麗事では有りません。
上記の言葉は、
目の前に現れた無限に思えるほど困難な壁の前でも、そこで『立ち止まる』のではなく、前へ『押す』ことやと。
壁やと思ってた壁は、
実は『扉』かもしれへん。
その扉が開いた先に新しい道が広がるのかもしれない。
皆さんも
▪️辛く思える『壁』が現れた時
▪️絶対勝てない対戦相手との対戦
▪️越えれないライバルが現れた時
▪️レギュラーを外された時
▪️辛い病と向き合わねばならなくなった時
▪️親友との仲がこじれた時
▪️恋人にフラれた時
▪️551がない時
少しその壁を押してみて下さい。
それは、濱口拓哉君と宮崎優至君が話してた様に、その壁を押す勇気と身体は、
『みんなの為に、
自分の為に身体を張る事』に繋がると思います。
『これは壁じゃない 扉だ』
入院先で心響した言葉でした♫
最後に皆様へお伝えさせて頂きたく、入院中にblogにさせて頂きました。
お互い、
乗り越えて行きましょね。
こんな体験をお伝えさせて頂く結末となりましたが、この出来事をお伝えする為にこれまでのblog活動があったのかもしれません。
皆さんにもこれから、
良い事も含めて起こり得る様々な未来。
ラグビーによる怪我や苦悩も含めて、立ち上がるしかありません。
お互い頑張りましょね。
そして先日から沢山の励ましのメッセージやblogへの感謝の御言葉をありがとうございました。
涙ぐみながら拝見させて頂きました。
本日も高校生から以下のメッセージを頂きました。

心より感謝申し上げます。
本当に心温まるお言葉を
ありがとうございました。
Uクン、
メッセージありがとう!
中村彰宏
追伸)
お陰様で今は退院させて頂き、
仕事も日常生活も戻りました!
『播州ラグビー』としての活動は終了させて頂きましたが、個人的に小ぢんまり続けさせて頂きますね。
▪️このホームページには以前から私の携帯番号とメールを提示しております。
公の場で発信させて頂きますと、必ず賛否両論あるかと思います。私の発信に対して
▪️気に入らない事
▪️納得できない事
▪️その他
公の場で匿名批判せず、個人的にご連絡下さいね。
▪️会社の広告や部員募集案内、チーム紹介やチームリンク等ご希望の方が居られましたら遠慮なく仰ってくださいよ!
5行くらいの文書や写真を頂けますと掲載させて頂きます。(全て無料)
このホームページは割と強くなってますので、是非ご活用くださいね。
また、たまにこのホームページを覗きに来て下さい!
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from 非営利
楽苦美RUGBY楽苦備blog
▪️部長 浅野 康幸
▪️雑用 中村 彰宏
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