心の痛みと肉体的な痛みの違いは?
社会的孤立したことありますか?
心が痛くなる感じ。
あの時感じる痛みって、
『脳』はどの様に感じていると思いますか?
針で手を刺された肉体的な『痛み』と、
社会的拒絶された『痛み』。。。
実は
脳的には似通っているそうです。

タックルの痛みには気づけても、孤独の痛みには気づけますか?
グラウンドで仲間が足を引きずっていたら、声をかけます。
「足、大丈夫か?」
「無理するなよ」
では、練習の輪から少し離れて、一人で孤立している仲間にはどうでしょうか?
「あいつ、一人が好きなんやろ」
「話したかったら、自分から来るわ」
「今は話したく無いのやろ」
「なんか怒ってるのやろか?」
「人の機嫌を取るのはメンドー」
そう思って、
通り過ぎてはいないでしょうか?
ヒラリー・スカーレットさんの『脳科学と現代経営』で紹介されている、
身体の痛みと社会的な痛みのつながり。
これは、ラグビー部や会社の経営にも、
大切な問いを投げかけてくれます。
目に見えない痛みを、私たちは軽く扱っていないか。
▪️仲間から拒絶される。
▪️輪から外される。
こうした経験と身体的な痛みでは、脳の活動に一部重なりが見られるという研究があります。
ただし、両者の働きが
全く同じというわけではありません。
それでも、「仲間外れくらいで」「気にしすぎや」と、その苦しさを片づけてよい理由にはなりません。
同じジャージーでも、孤独にはなる
同じジャージーを着て、同じグラウンドに立つ。
それだけで、全員が「自分はこのチームの一員だ」と感じられるとは
限りません。
▪️二人組をつくると、
いつも最後に残る。
▪️ミスをすると、
ため息をつかれる。
▪️勇気を出して意見を言っても、
誰も反応してくれない。
一つひとつは小さく見えても本人の中では
こんな問いに変わるかもしれません。
「自分は、ここにいてええんかな」
そして、会社でも似たことが起こります。
自分だけ必要な情報が届かない。
会議で発言しても、聞き流される。
仕事の失敗をきっかけに、声をかけられなくなる。
席はある、仕事もある、でも、
自分の居場所があるとは思えない。
人は、
集団の中でも孤独になります。
厳しく教えることと、居場所を奪うこと
ラグビーには、厳しい練習も、率直な指摘も必要です。仕事にも、責任や改善すべき課題があります。
ただし、伝え方は選べます。
「何回言ったら分かるんや」だけで終わるのか。
「今の場面、何が難しかった?」
「次はどうしたらできそう?」
と、一緒に次の行動を考えるのか。
プレーや仕事の改善点を伝えるときに、その人自身の価値まで否定する必要はありません。
「課題はある。
でも、君は大切な仲間や」
この土台があってこそ、厳しい言葉も受け止めやすくなるのではないでしょうか?
今日、一人に声をかける
私たちが目指したいのは、どんなチームでしょうか?
勝てるチーム。
成長できる職場。
そして、困ったときに「助けて」と言える場所。
そのために、まず今の周りを見てみる。
最近、声を聞いていない人はいないか。
輪に入りづらそうな人はいないか。
いつも「大丈夫です」で話を終える人はいないか。
もちろん、一人で過ごす時間が好きな人もいます。
無理に輪へ引っ張る必要はありません。
だからこそ、
決めつけずに声をかける。
「最近、どう?」
「困ってること、ある?」
「よかったら、一緒にやろう」
話してくれたら、すぐに説教や正解を返す前に、
まず聞いてみる。
大きなことを変えられなくても、
今日、一人に声をかけることはできます。
ラグビーでは、ボールを持った仲間を孤立させないようにサポートへ走ります。
そのサポートを、ボールを持っていない仲間にも。
グラウンドでも、職場でも。
それが、私たちにできるチームづくりの一歩だと思います。
本日、
当社に匿名のお手紙が届きました。
当社の社員さんが
失礼をしてしまった事が記載されていました。
文面を読ませていただきましたが、
確かに仰る通りです。
スタッフが悪いという意味ではなく、
当社代表である私の不得の致す所です。
当社としますと
謝罪の言葉しか見当たりません。
しかし、
わざわざお手紙を頂けること、
私は幸せだと思いました。
しかも、以下も記載して下さいました。
『ネットの口コミに記載すると、当社の評価を下げかねない』
と。
こちらが失礼をしたにも関わらず、
当社風評にも気遣って頂きました。
とても優しいお言葉を頂きました。
有り難いです。
当社としましても
すぐに見直させていただきます。
貴重な御言葉をありがとうございました。
本当に申し訳ございませんでした。
心よりお詫び申し上げます。
こちらのblogで記載させて頂くか考えましたが、こう言った現実問題を皆様にも感じて頂くことは大事かと考え直しました。
皆様も『他人に言い難い事』であっても、
そこに相手の『ココロ』を感じられたらなら、
それがお叱りだとしても、
逆に相手は嬉しい気持ちになります。
言葉は大事ですね。
人間、言わなくても分かるやろ!より、
時にはそっと優しい言葉を添える心意気も必要です。
▪️参考文献
『脳科学と現代経営』
ヒラリー・スカーレット著
宮澤春子訳
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